おいしくたのしく生化学1(3):レンジレシピ付き
1人暮らしで、
レンジ(とマグカップ)しかなくてもできるレシピの紹介です。
ただ、どうしてもこのレシピだと
ネギの甘味が出にくいことも事実。
それでも、野菜を食べないよりは「はるかに」ましです。
スーパーやコンビニで売っている、
パック入りのカット済みお野菜を使いましょう。
あとはニンニクやショウガのチューブと、
塩コショウ(あればオイスターソース)と、水ですね。
➀~④の順番ですすみますよ。
➀カット済みの野菜をマグカップに詰め込んでください。
可能なら、キャベツ、ネギ、白菜、玉ねぎの入っている
(…お鍋用?)パックがあるといいですね。
②「レンジ500Wで1分加熱、箸やスプーンでかき混ぜる」を、
4回繰り返します。
使用器具等によって、火の通りが変わります。
お野菜に火が通ったら、オーケー。
マグカップが熱くなりますので、火傷をしないように。
③小さなスプーンに
少々のニンニク・ショウガをチューブから絞り出し、
ごま油をそのスプーンに満たしてから、
マグカップに入れてかき回します。
④レンジ500Wで、30秒加熱しましょう。
そのままだと熱くて味が分からないので、
冷ましてから調味します。
醤油を使うときは、小さなスプーン1杯まで。
決して入れすぎてはいけません。
オイスターソースがあれば、すごく簡単。
限度は同じ「小さなスプーンに1杯」ですが、
一発で味が決まります。
以上で完成。
冷ます時間を入れても、10分かかりません。
可能なら、スーパー(コンビニはないこともありますが)で
オイスターソースを買っておくといいですね。
「オイスター」は「牡蠣」のこと。
牡蠣には、ミネラルの亜鉛が多く含まれています。
これ、舌の味蕾に必要なミネラルでしたね。
亜鉛が足りないと、味が分かりにくくなってしまいます。
せっかくおいしいものを食べても、
味がよく分からなかったら台無しです。
しかも味蕾は生まれ変わりが早く(約10日)、
意識して取らないと亜鉛不足になってしまう危険があります。
だから、スープの調味でこまめに補充!
もちろん、外食時には牡蠣料理を優先して選んでもいいですね。
…どうですか?
生化学(や生理学、解剖学)って、毎日の生活に役立つでしょう?
そう気づいたら、生化学(や生理学、解剖学)の勉強は
楽しいものになりますよ!