おいしくたのしく生化学5(1):レシピ付き
ブロッコリーに続き、
通年入手しやすい鶏のスープをご紹介です。
スープを取った後の鶏肉も活用できますよ!
材料は鶏肉1枚。
もちろん、パック入りのカット済みのものを使えば
もっと簡単です。
あとはお水。
作り方は➀~
➀鶏肉を一口大に切ります。
(切れているものなら、そのまま)
②鶏肉を鍋に入れて、
ひたるくらいの水を入れて中火で煮ます。
③大体10分くらいで中まで火が通りますので、
肉を取り出さずにそのまま冷まします。
…これだけです。
レンジで調理するときはタッパーを使ってしまいましょう。
その方が鶏肉の保存にも便利です。
ただ、どうしてもパサつきがちになりますので、
最終手段だと思っておいてくださいね。
以下は、「水炊き用」とされている
厚み1~2㎝くらいの鶏肉を使った例ですよ。
➀’ タッパーに一口大に切った鶏肉を
重ならないように入れてください。
②’ 鶏肉がつかるくらい(よりほんの少し多く)の水を入れて、
蓋を半分ずらして(もしくは空気穴をあけて)
500Wで2分加熱します。
③’ レンジの中で1分放置します。
④’ 鶏肉の上下をひっくり返して、
500Wで2分加熱します。
⑤’ 冷めるまで、レンジの中に置いておきます。
以上です。
いつものレンジレシピと違って、
ちょっぴり手がかかりますね。
しかもおすすめされない方法ですから、
小さな鍋で、ささっと調理してしまう方がいいですよ。
さて、このスープですが。
一番のおすすめは今まで紹介してきたスープの
「水」で指示されているところに使うこと。
水で作ってもおいしいスープが、
より深みのある、栄養たっぷりスープに変わります。
もちろん、スープを取った後の鶏肉はおかずにできますよ。
スープの具として使うもよし、
サンドイッチやパスタ、棒棒鶏に使うもよし。
皮の部分は多少面倒でもスープにする前にはぎとって、
フライパンやトースターで焼くといい感じです。
そのままスープに使ってしまうのも、
もちろんオーケーですよ。
次回は鶏肉の栄養についておはなししますね。