12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑧うつ・双極性障害の薬(1)
いよいよ精神分野のもう1つのメインブロック、
「うつ(鬱)病と双極性障害」に効くお薬の紹介にはいります。
2つの病気が一緒に並んでいるのは、
どちらも「うつ状態(うつエピソード)」がある点で ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑧うつ・双極性障害の薬(2)
イミプラミン塩酸塩の慎重投与対象からですね。
慎重投与対象は
禁忌の分類から考えるとイメージしやすくなりますよ。
心電図が変になる可能性のある人ということで、
(心不全、心筋梗塞、狭心症 ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑧うつ・双極性障害の薬(3)
イミプラミン塩酸塩、併用注意薬のうち
本剤の効果が強まるものですね。
その多くは、本剤同様中枢(精神)に効く薬です。
中枢神経抑制薬として、
全身麻酔、抗不安薬 ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑧うつ・双極性障害の薬(4)
三環系抗うつ薬を代表して
イミプラミン塩酸塩を紹介してきましたが。
はっきり言って
「あれやこれや、注意しなくちゃいけないことが多すぎ!」が
本音だと思います。
ほんの少しだ ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑧うつ・双極性障害の薬(5)
三環系抗うつ薬に続き四環系抗うつ薬を紹介しましたが。
「やっぱり、使いにくいって!」
…ごもっともです。
だから改良されて生まれたのが、
選択的セロトニン受容体阻害薬(SSRI)と
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑧うつ・双極性障害の薬(6)
パロキセチン塩酸塩水和物の併用注意薬ですね。
併用薬の効果が強まる可能性があるものが増えました。
出血(傾向)が慎重投与対象に含まれたせいですね。
併用薬の効果が弱まるもの ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑧うつ・双極性障害の薬(7)
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
(SNRI)の例としては、
ミルナシプラン塩酸塩(トレドミン)をご紹介。
禁忌は、本剤アレルギーの人、尿閉や前立腺疾患の人、
MAO阻害薬使 ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑧うつ・双極性障害の薬(8)
以上、セロトニンに注目した「うつ」の薬を確認してきました。
「うつ」に深く関係しているのは、セロトニンだけではありません。
もう1つの不足している神経伝達物質、
ノルアドレナリンを補足する「うつ」に ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑧うつ・双極性障害の薬(9)
炭酸リチウム(リーマス)の併用注意薬。
キーワードは「セロトニン症候群」と「リチウム中毒」です。
他にも注意する薬はありますが、キーワードはお忘れなく!
セロトニン症候群を ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑦統合失調症の薬(1)
精神領域の主役級分野にようやく到着。
ここからは統合失調症に効くお薬です。
統合失調症にはドーパミンの過剰とGABAの不足が
関係していると考えられています。
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