(8)うつ・双極性障害の薬

いよいよ精神分野のもう1つのメインブロック、

「うつ(鬱)病と双極性障害」に効くお薬の紹介にはいります。

2つの病気が一緒に並んでいるのは、

どちらも「うつ状態(うつエピソード)」がある点で ...

(8)うつ・双極性障害の薬

イミプラミン塩酸塩の慎重投与対象からですね。

慎重投与対象は

禁忌の分類から考えるとイメージしやすくなりますよ。

心電図が変になる可能性のある人ということで、

(心不全、心筋梗塞、狭心症 ...

(8)うつ・双極性障害の薬

イミプラミン塩酸塩、併用注意薬のうち

本剤の効果が強まるものですね。

その多くは、本剤同様中枢(精神)に効く薬です。

 

中枢神経抑制薬として、

全身麻酔、抗不安薬 ...

(8)うつ・双極性障害の薬

三環系抗うつ薬を代表して

イミプラミン塩酸塩を紹介してきましたが。

はっきり言って

「あれやこれや、注意しなくちゃいけないことが多すぎ!」が

本音だと思います。

ほんの少しだ ...

(8)うつ・双極性障害の薬

三環系抗うつ薬に続き四環系抗うつ薬を紹介しましたが。

「やっぱり、使いにくいって!」

…ごもっともです。

だから改良されて生まれたのが、

選択的セロトニン受容体阻害薬(SSRI)と

(8)うつ・双極性障害の薬

パロキセチン塩酸塩水和物の併用注意薬ですね。

併用薬の効果が強まる可能性があるものが増えました。

出血(傾向)が慎重投与対象に含まれたせいですね。

 

併用薬の効果が弱まるもの ...

(8)うつ・双極性障害の薬

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬

(SNRI)の例としては、

ミルナシプラン塩酸塩(トレドミン)をご紹介。

禁忌は、本剤アレルギーの人、尿閉や前立腺疾患の人、

MAO阻害薬使 ...

(8)うつ・双極性障害の薬

以上、セロトニンに注目した「うつ」の薬を確認してきました。

「うつ」に深く関係しているのは、セロトニンだけではありません。

もう1つの不足している神経伝達物質、

ノルアドレナリンを補足する「うつ」に ...

(8)うつ・双極性障害の薬

炭酸リチウム(リーマス)の併用注意薬。

キーワードは「セロトニン症候群」と「リチウム中毒」です。

他にも注意する薬はありますが、キーワードはお忘れなく!

 

セロトニン症候群を ...

(7)統合失調症の薬

精神領域の主役級分野にようやく到着。

ここからは統合失調症に効くお薬です。

 

統合失調症にはドーパミンの過剰とGABAの不足が

関係していると考えられています。

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