12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑥パーキンソン病の薬(4)
パーキンソン病に効く薬として、
ドーパミンではなく、
ノルアドレナリンの前駆体を補充する薬もあります。
ドロキシドパ(ドプス)は、
パーキンソン病や起立性低血圧に使う薬。
こ ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑥パーキンソン病の薬(5)
ドーパミンが不足してしまってパーキンソン病になってしまうなら、
ドーパミン放出を促進させる方法もありますね。
例えば、アマンタジン塩酸塩(アマンジン)。
だけど、体内での産生不足が前提になっている以 ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑥パーキンソン病の薬(6)
今までパーキンソン病を
「ドーパミン不足」の側面から見てきました。
実は、パーキンソン病では
アセチルコリンが増えていることが分かっています。
解剖生理学:神経伝達物質
この ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑥パーキンソン病の薬(7)
不随意運動の後半。
あまりお目にかからないはずの不随意運動の例として、
「振戦」、「チック・トゥレット」、「静座不能(アカシジア)」、
「舞踏運動(コレア)」、「アテトーゼ」、「バリスム」、 ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑥パーキンソン病の薬(8)
パーキンソン症候群が起こったとき、
原因が中毒性なら解決方法は「即時曝露中止」です。
一酸化炭素中毒や二硫化炭素中毒、マンガン中毒が主原因です。
職業的に曝露危険があるものだけでなく、
...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑤てんかんの薬(1)
前回までで麻酔と睡眠薬のおはなしが終わりましたが。
落ち着いて振り返ってみると、
「中枢抑制薬」や「MAO阻害薬」といった
単語が繰り返し出てきましたね。
それらは主に中枢(特に脳)に効 ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑤てんかんの薬(2)
クロナゼパムの禁忌から確認です。
禁忌は本剤に対するアレルギーと緑内障、重症筋無力症。
緑内障と重症筋無力症が含まれる理由は、
GABA受容体刺激によって体がリラックスモードに入るから。
12 各論7:呼吸(中枢・精神):⑤てんかんの薬(3)
てんかんの薬としてクロナゼパムとゾニサミドを紹介しました。
以前は使われていた薬として、
フェノバルビタールに代表される
バルビツール系てんかん薬があります。
「中枢抑制薬」と呼ばれる大 ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):④睡眠薬(1)
睡眠薬は効くまでの長さや効く時間によって
「超短期」「短期」「中間」「長期」と分けられます。
すぐ効き出して(ピークは1時間以内)、
4時間くらい効く超短期。
ピークは飲んでから2時間く ...
12 各論7:呼吸(中枢・精神):④睡眠薬(2)
「短期」睡眠薬の例として、エチゾラム(デパス)のご紹介。
こちらも飲んだことのある人はいそうですね。
禁忌や妊娠・妊娠可能性のある人や授乳中の人、
小児に対する扱いはトリアゾラムと同じです。 ...